サンフランシスコの移動手段「muni」
そろそろこの記事を書きましょう。
僕が毎日利用している、市内の公共交通機関「muni」の話です!
日本だと「東京メトロ」というと地下鉄だし、「都バス」というとバスなわけですが
「muni」はいくつかの交通機関をまとめて呼ぶ総称です。
muniバス
毎日これに乗りまくっています。
手前の女性に乗っているわけではありません。
バスの方です。バス。
このバスは二連結ですね。
内部はこんな感じ。
結合部が全員気になってると思うんですが、内側はこんな感じです。
このmuniバス、二連結ばかりではなくて、普通の一両のものもありますし、トロリーバスになってるものもあります。
トロリーバスの電線。空中に線路張ってるみたいですね。バス停に寄る時は無理してます。 pic.twitter.com/zIrY5ci5VH
— 岡竜之介 (@agajo) 2016年10月7日
同じ路線でもトロリーバスが来たり二連結が来たりします。たまたま来たやつに乗ります。
このmuniバス、市内の路線の密度がすごいことになっていて、大体どこにいてもすぐ近くにバス停があります。
そして、すごい頻度でバスが走っているので、時刻表をろくに確認しなくても待ってれば来ます。
すごくない?
どのバスに乗ればいいかは、少し前だと路線図で調べたと思うんですが
今はGoogleMapsで一発です。
こんな感じで、乗るべきバスや降りるべきバス停がわかります。
乗るべきバスの遅延状況なんかもわかります。時々時刻表より早く走ってますが、その情報もGoogleMapsに表示されます。。
降りる時は紐を引いて知らせます。
紐のどっちかの端っこに機械がついてて、それで感知してます。
車両によっては日本と同じようにボタンが付いてるものもあるけど、その場合の紐はあります。
muniメトロ
muniメトロは電車です。
地下鉄のホームでは、長いホームの端っこの方にチョロっと泊まります。
このホームの真下には「BART」という別の交通機関の地下鉄ホームが同じ長さ分だけあるのですが、
このBARTがかなり長い車両を使うのに対して、muniメトロは2〜4両程度で短いので、こういうことになってるっぽいです。
ケーブルカー
サンフランシスコ名物のケーブルカーも、muniの一種なんですって!知らなかったですね〜
料金体系
この料金体系が結構面白いです。
ケーブルカー以外の、バスとメトロは、$2.25払うと、90分間乗り放題になります。
距離や乗車回数ではなく、時間で決まってるんですね!面白いですね〜
バスの路線が結構入り組んでいて、目的地によっては何度か乗り換えることになるので、この仕組は便利です。
で、そのお金の払い方ですが…
運転手にピッタリのお金を渡して、チケットをもらいます。それを持ってると90分乗り放題になるわけ。お釣りは出ません。
ただ、最初に乗った時、僕はアメリカのお金を使い慣れておらず、「$2ってどれ!?$0.25ってどうやって出すのよ!?」「それをバスの運転手に短時間でサッと渡さなきゃいけないの!?ムリムリ」っと面倒くさくなってしまいまして
近くの「Walgreens」で「Clipper Card」を購入しました。
これがWalgreensです。でかい薬局で、スーパーみたいにいろいろ売ってます。
Walgreensは街のそこら中にあります。
そしてこれがClipper Card。
日本で言うところのSuicaです。Walgreens以外にも、駅で買ってチャージできます。
これがあれば muni も BART もカードをかざすだけで乗れます。90分ルールも勝手に適用されます。かんた〜ん
その後、さらに僕は、頻繁にmuniに乗るので、お金を払って月間パス化しました。これで買った月内は乗り放題。
muniだけ乗れる奴とBARTも乗れるやつがあるのですが、とりあえずmuniだけの奴に。
その状態でBARTに乗ったら、その分はちゃんとチャージ分から引いてくれました。便利〜
さらに、このmuni月間乗り放題パスには、ケーブルカーも含まれてます。おお〜〜。この前ケーブルカーで払った$7の無駄よ〜〜。
ちなみにmuniバスは、後ろのドアから乗るとカードをかざさなくても乗れてしまいますが、時々抜き打ち検査が入ってチェックされます。Clipper cardも機械で確認されます。
まあ、そうでなくても、無賃乗車はいけません。