最近雨が多いですね。
いや、日本はどうか知りませんが、少なくともサンフランシスコは最近(2016-10-16現在)急に雨が続き始めました。
サンフランシスコはカリフォルニア州に属します。
カリフォルニアというと、なんかこう、一年中晴れ渡っていて、カラッとしていて過ごしやすいみたいなイメージありません?
でもなんで今サンフランシスコは雨が降ってるんでしょうね。
今日はその辺をまとめてみましょうよ。ね。きっと楽しいよ。
ケッペンの気候区分(サマー乾燥)
サンフランシスコはケッペンの気候区分で言うとCs、「地中海性気候」に属します。
この小さいsを「サマー乾燥」で覚えましたね。wは「ウィンター乾燥」です。
それでセンター試験を突破しましょう。
ちなみに東京はCfaです。
では、こちらの画像を御覧ください。
東京が、気温が高い時期に雨が多いのに対して、サンフランシスコは気温が高い時期には雨が少ないですね。
いかにもCs(気温が中くらいで、サマー乾燥)って感じ。
こうして見ると、僕がサンフランシスコに滞在する10〜12月はちょうど雨がだんだん多くなる時期ですね。
ん〜〜。まあ一番多い時期じゃなくてよかったと考えることにしよう。
1年の寒暖差が小さい
そして1年を通しての寒暖差が、東京よりずっと小さいです。
これは、なぜかというと。
東京とサンフランシスコは緯度がだいたい同じくらいで、どちらも偏西風の範疇に入るわけですが
大陸の東にある東京だと、偏西風が大陸から吹くのに対して
大陸の西にあるサンフランシスコは偏西風が海から吹くからです。
大陸は温度が変化し易いのに対して、海は温度が変化しにくいですからね。
東京では大陸で温度が変化した風が吹いてきてて
サンフランシスコでは海で一定温度に調整された風がふいてきてるわけ。
…あと東京はモンスーン(季節風)の影響もめっちゃ強いけど。
霧のサンフランシスコ
サンフランシスコにはよく霧がかかります。
これは、さっきの偏西風と、
「カリフォルニア海流」という海流が関係してます。
アメリカ西海岸の所に、南向きの海流がありますね。
これ「カリフォルニア海流」。北半球で北から来てるので寒流です。
冷たいわけです。
さて、この冷たい海流の上を風が吹くとどうなるか。
風が冷やされて…
空気中に溶けきれなくなった水蒸気が、霧となって出現します。
これがサンフランシスコの街を覆い尽くすと、上の写真みたいになるわけです!
なるほど〜。
一日の寒暖差が大きい
サンフランシスコは、一日の寒暖差が大きいです。
昼は暑かったのに夜になるとキュ〜っと冷え込む。
これはなんでなんでしょうね? こちらまだ調査不足でございます。
何かわかったら書き足します。
以上!!