岡竜之介のブログ

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サンフランシスコのケーブルカー

ケーブルカーに乗ってきましたよ!

 

サンフランシスコの中心部は、そこら中にアホみたいに急な坂道があるので、それを歩いて超えなくても住むように、ケーブルカーが走っています。

 

ある意味サンフランシスコにこれを見に来たと行っても過言ではないです。

 

坂の感じ。写真中心部にケーブルカーも写っています。

 

ちなみに現在はケーブルカー以外にも交通機関が発達しているので、ケーブルカーはもっぱら観光用です。

 

終点まで乗ったら「写真撮って欲しい人は言ってくれれば撮ります」と言ってくれて、撮ってもらいました。最初の写真がそれです。

 

サンフランシスコのケーブルカーの仕組み

「ケーブルカー」と聞くと、車体の、坂の上がわにケーブルがつながっていて、引っ張られて動くイメージが強いですね。

 

そうでもない?そうでもない人は強いイメージができるまで脳内でしっかり像を作り上げてください。車体からケーブルが伸びている様子ですよ。

 

できましたか?

 

でもこのサンフランシスコのケーブルカー、

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ついてない。ついてないよケーブル。

 

「ケーブルカー」と聞いて皆様が思い浮かべたイメージと違いますね。

 

ないじゃないか!ケーブル!!何がケーブルカーだ!!これじゃ「カー」だ「カー」!!!

 

と全員が思った所で、種明かしをしますと

 

上の写真よくみると、線路として二本の線があるその間に、もう一本線がありますね。

 

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この真ん中に隙間が空いていて、この下をケーブルがずーっと動いてます。

 

(隙間を覗き込んで動いてる様子も見ましたが、隙間が狭すぎて撮影できませんでした)

 

これを「カー」が掴んだり離したりすることで、進んだり止まったりします。

 

なるほど〜。

 

でも、ということはですよ、このケーブルがずっと動いてるシステム、街中の、ケーブルカーが行き来してる全エリアの地中で可動してるってことですね。すご!

 

ちなみにケーブルカーの路線は3本あるんですが、その動力は全て「ケーブルカー博物館」にある動力源で担ってるそうです。すご。今度見に行こう。行ったらブログ書いてリンク貼ります。

 

サンフランシスコのケーブルカーの乗り方

終点か、途中にある停留所から乗り込みます。

 

終点はこんな感じ。(写真はマーケットストリート)

転車台の周りを人がぐるっと囲んでるんですが、これ全て乗車待ちの列です。

 

近くではギターを演奏してる人やタップダンスをしてる人がいて楽しませてくれます。

 

僕はこれに並ぶのが嫌だったので、途中の停留所から乗り込むことにしました。

 

停留所の列に並ぶと、ほぼ同時に来た家族連れの奥さんから「あなた先に来てたでしょ。先どうぞ。」と譲ってもらえたりしました。

 

そして、そこから数十分の待ち時間。

 

そもそも、ケーブルカーが来ないんですよ。

 

やっと来たと思ったら回送だったし。

 

そうこうしているうちに、ようやく次のケーブルカーが来ました。

 

「先頭の6人だけ乗って!!あとの人は次に乗ってね!!」

 

ざわつく待機列。「6人だって…。」「私たち乗れないね…。」

 

僕も、さっき譲ってくれた家族連れも、このタイミングでは乗れませんでした。

 

このどさくさに紛れて家族連れが僕の前に来ましたが、気にしないことにします。

 

 

次を待とうと心の準備をしていると、次のケーブルカーがすぐにきました。

 

どうなってんだよ運転感覚!

 

 

ともあれここで無事乗車。

 

 

多くの人はチケットを買ってから並んでいましたが、僕はチケットを買ってなかったのでその場で購入。

 

事前調査では6ドルということでしたが、2016年9月30日には7ドル請求されました。値上げしたのかしら?

 

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車内からの景色。車内と車外で明暗差がすごすぎて、HDR(ハイダイナミックレンジ)で撮影してもこんな感じ。

 

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こちらは終点(フィッシャーマンズワーフ)

 

こちらの列はマーケットストリートの列より短いですね。

 

 

以上ケーブルカーレポートでした。

 

ケーブルカーについては、ケーブルカー博物館に行った際に、また話題にしますね。