ルームメイト「君はサンフランシスコに何しに来たんだっけ?」
岡竜之介(僕)「まあ、観光、だね」
ル「3ヶ月も?ずっとサンフランシスコで?」
岡「ま、まあ。」
ル「今日の予定は?」
岡「特に決めてない」
ル「近くでフェスやってるから行ってきたら?」
岡「え、なんて?(英語が聞き取れない)」
ということで。
フェスに行ってきました!
その名も Hardly Strictly Bluegrass 2016
www.hardlystrictlybluegrass.com
Hardly Strictly Bluegrass
日本語にすると「全然厳密でないブルーグラス」です。
「ブルーグラス」というのは青い草でも青いガラスコップでもなくて、音楽のジャンルですって。
まったく知らないですね。
バンジョーとかマンドリンとか使ってやるジャンルみたいです。ギターも使うけど。
「全然厳密でないブルーグラス」というのは、「ブルーグラスメインのフェスだけどブルーグラスに限定しないよ」ってことですね。
ゴールデンゲートパークで年に一回やってるみたいです。
ゴールデンゲートパークはめちゃくちゃ広い公園なのですが、そのうちの一部をこのイベントに当てています。
ステージが5〜6個くらいあって、それぞれは音がまざらないように結構離れている。
それぞれのステージにタイムテーブルが組まれていて、来場者は見たいアーティストが出る時間に該当ステージへ見に行くという仕組み。
ちなみに完全無料。
ゴールデンゲートパーク現地の様子
現場からの感想はこんな感じ。
前の方に陣取ってる人も芝生にシート広げて座ってる、至極落ち着いたフェスであることよ
— 岡竜之介(オブジェクション!の提案) (@agajo) 2016年10月2日
のんびりした雰囲気だし、あまり気にしてなかったけど、よく見ると上裸の男がそこら中にいるし、若いカップルから老夫婦まで気軽にその辺でキスしてるのは日本と違うなあ。
— 岡竜之介(オブジェクション!の提案) (@agajo) 2016年10月2日
カリフォルニアっぽい天気。 pic.twitter.com/KTWlpeC2qF
— 岡竜之介(オブジェクション!の提案) (@agajo) 2016年10月2日
晴れた芝生の上で寝転がっていたら、何やら集団が近づいてきました。
女「〜〜〜〜〜(英語で何か行っている)」
男「〜〜〜〜〜」
岡「(え、なになに?なんか近くない?なんでこんな僕の近くまできてしゃべってんの?)」
女「〜〜〜 his position(と言った気がする)〜〜〜」
岡「(え、何?僕のポジション?え、シート引くのに僕が邪魔だみたいなこと言ってんの?僕が英語聞き取れないなんて知らないのに?僕の真横でそんなこと言ってんの?)」
女「〜〜〜〜(僕のギリギリ目の前にシートを敷き始める)」
女「〜〜〜〜(僕に話しかけている)」
岡「えっと…ゆっくり話してもらえますか?僕日本から来たんです」
女「あ〜日本ね!私日本好きよ(笑)」
女2「この人酔っ払ってるのよ」
岡「あ〜酔ってるんですか。いいですね。」
女「"rude"って知ってる?」
岡「"rude"?(知ってるけどそれがどうかしたんですか?」
女「誠実じゃないってことよ」
岡「ああはい、わかります。」
女「私ね、"rude"でいたくないのね。誠実でいたいのよ私。」
岡「あ、はい。そうなんですね。」
女「あっはっは。(自分のシートに戻っていく)」
岡「(あ、そうだ、あれを聞いてみよう)」
岡「あの〜すいません」
女「何?」
岡「今日の出演者で、一番有名なのって誰ですか?」
女「CAKEね!ここで5時半から。」
岡「あ〜この人達ですね(5時50分からになってるけどな。)」
女「そうそう!」
岡「あ〜じゃあ結構ここで待たなきゃいけないですね」
女「いやいやその辺を見て回ってくればいいのよ!」
岡「そうですね。ありがとうございます。お名前は?」
女「ケリーよ!(笑)(何故かめちゃくちゃ楽しそう)」
岡「ケリーですね」
女「この人(女2)もケリーなのよ!2人ともケリー(笑)」
岡「へ〜!すごいですね。お互いなんて呼んでるんですか?」
女「ケリーよ!(笑)(何故かめちゃくちゃ楽しそう)」
岡「それはすごいですね(笑)。他の人はお二人をなんて呼ぶんですか?」
女「ケリーよ!(笑)(何故かめちゃくちゃ楽しそう)」
岡「(2人を呼び分けるためにどうするのかを聞きたかったんだけどな)」
とまあそんな感じで情報を入手したので、5時50分まで時間をつぶすことにしました。(ケリーさんは5時半って言ってたけど。)
CAKE
そうして時間をつぶして、ちょっと早めに、5時半頃に戻ってきました。
そしたら。
既に人が大勢!やっぱり一番集客力があるアーティストみたいですね。
こんな感じです!とっても楽しいです!!!アメリカ人の身長!!!! pic.twitter.com/IiqaZ7oPH6
— 岡竜之介(オブジェクション!の提案) (@agajo) 2016年10月3日
アメリカ人の人混みに紛れた結果、身長で全然勝てず、ほとんど何も見えませんでした。
人混みのステージの写真は一生懸命手を伸ばしてスマホを上に上げて撮ったものです。
ちなみに一番有名であるCAKE含め、フェス全体で、知ってる曲は一曲も出てきませんでした。まあそうだよね〜